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UTMアプライアンスとは

かつては、アプライアンス型のUTMが主流でしたが、近年では、クラウド型のUTMが登場し、注目を集めています。

では、アプライアンス型UTMの特徴およびメリット・デメリットとは、どのようなものなのでしょうか。クラウド型UTMと比較しながら、解説していきます。

UTMアプライアンスとは?

UTMアプライアンスとは、ハードウェアとソフトウェアがセットになったタイプのUTMのことです。アプライアンスとして提供されるファイヤーウォールの数が増えたことをきっかけに、ファイアウォールを機能の中核とするUTMもアプライアンスとして提供されるのが一般的になった、という経歴があります。

UTMアプライアンスのメリット・デメリット

UTMアプライアンスのメリット

基本的な機能としては、それぞれのパッケージやサービスごとの違いを除けば、クラウド型のUTMもアプライアンス型のUTMも変わりはありません。

その点を踏まえた上で、UTMアプライアンスの大きなメリットを挙げるならば、「コストパフォーマンス」が挙げられます。ハードウェア購入のための費用が掛かる分だけ、クラウド型と比べると、コストパフォーマンスに劣るとされることもあるアプライアンス型UTM。ですが、クラウド型と異なり、アプライアンス型UTMの場合、月々の使用代金が発生しません。そのため、長期間使用すればするほど、コストパフォーマンスは良くなります。

UTMアプライアンスのデメリット

反対に、ハードウェアが故障するリスクがある、という点は、アプライアンス型UTMの大きなデメリットです。万が一故障した場合には、会社のネットワークを守るセキュリティ機能の多くが停止することになるため、緊急での対応が必要となります。

また、ハードウェアのメンテナンス、および、ソフトウェアのアップデートの手間が掛かるという点も、アプライアンス型UTMのデメリットの一つ。さらに、拠点が多くある場合、拠点ごとにハードウェアが必要になるため、コストパフォーマンスが悪くなる、という点や、事業規模を拡大する場合にも、新しいハードウェアが必要となり余計なコストが発生する、という点も、アプライアンス型UTMのデメリットと言えます。

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数あるUTMサービスの中でも特におすすめの3社をご紹介

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会社名

サイバーゲート
セキュリティ

コニカミノルタ

アルテリア・ネットワークス

初年度
費用

【アプライアンス】
84,150円
※最初の3か月は無料
初期費用:0円
月額料金:9,350円

【クラウド】
15,000~21,000円
初期費用:3,000円
月額利用料1,500円
※1台あたり
例)10ライセンス契約の場合、
月額利用料 1,300円
※契約ライセンス数によって
利用料が異なります

【アプライアンス】

224,840円
初期費用:149,600円
月額料金:6,270円

【クラウド】
なし

【アプライアンス】
356,400円
初期費用:33,000円
月額料金:26,950円

【クラウド】
公式HPに記載なし

サポート
内容

電話サポート
遠隔操作サポート
訪問サポート(有償)
データ復旧(有償)
機器保証(有償)
データバックアップ(有償)
セキュリティレポート配信(アプライアンス型のみに対応)

遠隔操作サポート
訪問サポート
先出センドバック※
※故障の際に代替品を送ってくれる

遠隔操作サポート
訪問サポート
遠隔操作によるソフトウェアアップデート
セキュリティレポートの配信
ネットワーク監視(有償)

提供形態

アプライアンス
クラウド
アプライアンス
クラウド
アプライアンス
クラウド

※金額はすべて税込み。2021年9月時点で「UTM」とGoogle検索してヒットした上位25社から、料金が表示されていて、UTMの対応規模のなかでもっとも価格が安い会社を選出。