セキュリティ機能を複数組み合わせたUTMは、企業で導入されている「エンドポイントセキュリティ」とどのような違いがあるのか、詳しく解説します。
エンドポイントセキュリティとは、ネットワークに繋がっている機器のうち、終わりの地点(エンドポイント)を守るセキュリティを指します。
エンドポイントには企業などで使われているパソコンやタブレットのほか、プリンターやサーバーなどが該当します。個人で使用するスマートフォン、ノートパソコンなどのデバイスもエンドポイントとして扱われます。
エンドポイントセキュリティは、ゲートウェイセキュリティやネットワークセキュリティだけでは防ぎきれないマルウェア攻撃などから大切なデータを守るための方法です。
マルウェア攻撃などはUSBメモリに入りこんでデバイスに直接危険が持ち込まれてしまうため、ネットワークセキュリティなどでは防ぐことができないものです。そのため、デバイス自身をエンドポイントとして設定し、保護しなければなりません。
エンドポイントセキュリティには終端のデバイスを保護し、ネットワークを守るシステムが組まれています。エンドポイントを設定し、そこに防御を施すことがエンドポイントセキュリティの大きな特徴です。
UTMはエンドポイント対策に加えて、入口となるゲートウェイ部分やネットワークにも対策を施すため、攻撃者が侵入・活動しづらい環境を作り出します。
UTMには複数のセキュリティ機能が組み込まれているため、スパム・アドレス詐称・悪意のあるサイトへのアクセス実行などをすべて防御します。ネットワークごと保護し、デバイスに一つずつセキュリティソフトを適用する必要がありません。
エンドポイントセキュリティは、エンドポイントとして各デバイスにセキュリティを施す方法です。すでにフィルタリングやアンチウイルスが実行されている環境下で力を発揮する方法です。
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~100台でおすすめ |
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会社名 |
サイバーゲート |
コニカミノルタ |
アルテリア・ネットワークス |
初年度 |
【アプライアンス】 |
【アプライアンス】 224,840円 |
【アプライアンス】 |
サポート |
•電話サポート |
•遠隔操作サポート |
•遠隔操作サポート |
提供形態 |
アプライアンス
クラウド
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アプライアンス
クラウド
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アプライアンス
クラウド
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※金額はすべて税込み。2021年9月時点で「UTM」とGoogle検索してヒットした上位25社から、料金が表示されていて、UTMの対応規模のなかでもっとも価格が安い会社を選出。