このページではサイバー保険が付帯しているUTMについて紹介しています。UTMへの関心があり、サイバー保険を付帯させたいと思われている方はぜひ参考にしてください。
UTMに負担することがあるサイバー保険とは、サイバーセキュリティ被害を保証する保険のことです。サイバー攻撃により企業が受ける被害は甚大であり、法律上で負担しなければならない損害賠償金や裁判にかかる費用などは高額となります。しかしサイバー保険ではサイバーセキュリティ被害に関する費用が補償されます。
たとえばウイルスメールへの感染で取引先に被害を広めてしまったことの損害賠償や、情報漏洩事故への対応と再発防止のためにかかる費用について補償されるため、企業内でネットワークを敷いている企業にとって、心強い保険となります。
サイバー保険が付帯しているUTMには次のようなものがあります。
ネットブレインズの「総合セキュリティパック」では、UTM機器である「Firebox Tシリーズ」に、損害保険ジャパン日本興亜のサイバー保険がセットされています。補償額はサイバーセキュリティ事故1件につき合計500万円までと高額なため、万が一規模の大きな事故が起きたときでも役立つはずです。
損害保険ジャパン日本興亜のサイバー保険では、損害賠償への補償、事故後の対策のために必要な費用の補償、IT機器機能停止による自社での損害補償と事業継続のための一時追加費用の4つが補償されます。
「SS6000」はサイバー保険が付帯したUTMで、同社の「PCウイルス駆除サービス」を利用した上で駆除できなかったマルウエアに感染したことで起きたサイバーセキュリティ事故に対して補償が受けられます。補償される内容は再インストール、データ復旧のための費用や、パソコンの買い替え表などです。
サイバー保険の提供元は三井住友海上火災保険株式会社であり、「SS6000」では自動付帯となります。補償金額は年間で最大50万円と低めですが、事故時にパソコンを一新できるため再発予防に効果的です。
「UTM サポート付帯サイバーリスク保険 」は、東京海上日動火災保険と株式会社宝情報の2社により提供されるサイバー保険つきUTMです。保証対象となるのは賠償損害と費用損害の2種類で、法律上の損害賠償金と弁護士費用や訴訟費用などが含まれる争訟費用、保険による解決を求めるための協力にかかった協力費用となります。
支払限度額は100万円ですが、示談交渉サービスは提供されないので、事故の際の示談交渉は企業と被害者側で行わなければならいことに注意してください。
UTMの中にはサイバー保険が付帯されたものもあり、もしもの事故の際に非常に役立つはずです。しかしUTMを選ぶ際には、自社オフィスに適したものを選ぶことが重要です。当サイトではUTMを取り扱っている多くの会社を紹介しているので、自社に適したUTM選びに役立ててください。
~20台でおすすめ |
~100台でおすすめ |
~200台でおすすめ |
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会社名 |
サイバーゲート |
コニカミノルタ |
アルテリア・ネットワークス |
初年度 |
【アプライアンス】 |
【アプライアンス】 224,840円 |
【アプライアンス】 |
サポート |
•電話サポート |
•遠隔操作サポート |
•遠隔操作サポート |
提供形態 |
アプライアンス
クラウド
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アプライアンス
クラウド
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アプライアンス
クラウド
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※金額はすべて税込み。2021年9月時点で「UTM」とGoogle検索してヒットした上位25社から、料金が表示されていて、UTMの対応規模のなかでもっとも価格が安い会社を選出。